当会について
About Us
設立趣旨
日本とチベットは、遠く離れた地域でありながら、密教という極めて高度で象徴性に富む精神文化をそれぞれに発展させてきました。京都における古寺の歴史的遺産と、チベット高原に脈々と息づく仏教文化は、いずれも世界的に稀有な精神伝統を今日まで守り続けており、そこには地域を超えた深い共鳴があります。
現代の世界は、文化の多様性を尊重しながら、精神性の再発見を求める時代へと移り変わっています。その中で、世界宗教としての仏教が持つ普遍的な思想は、人々の心に静かな光を与え続けています。しかし、仏教が育んできた芸術文化――曼荼羅、タンカ、仏像、儀礼具、仏典装飾など――は、世界芸術史においてその価値が十分に伝わっているとは言えません。これらの作品は、単なる宗教的表現にとどまらず、哲学・瞑想・宇宙観を造形化した高度な芸術体系であり、現代アートやデザインにも通じる可能性を秘めています。
私たちは、この豊かな文化遺産を次世代へつなぎ、より多くの人々に触れていただくため、新たな学術・芸術・文化交流の拠点を築く必要性を強く感じました。日本とチベットが共有する精神文化は、現代社会においてこそ大きな力を持ち得るものです。私たちは、京都という歴史的・精神的中心地から、新たな文化橋梁を築くことを願っています。
そして、この新たな文化交流の歩みに、多くの皆さまがお力添えくださることを心よりお願い申し上げます。ともに、日本とチベットの文化の未来を育む仲間としてご参加いただければ幸いです。
2025年12月1日
一般社団法人 日本チベット仏教および
チベット文化の芸術交流センター
設立目的
01.日本とチベットの文化交流の促進
生活文化・祭礼・芸術・哲学など、両地域の豊かな文化を互いに理解し、展示、講演、交流事業を通じて持続的な文化対話を深めます。
02.日本仏教とチベット仏教の学術・実践交流の深化
密教の思想体系、瞑想法、儀礼、経典研究などを分野横断的に共有し、両仏教の歴史的関係を現代に蘇らせる新しい場を創造します。
03.チベット仏教芸術の普及と価値創造
曼荼羅・タンカ・造形美術・宗教建築などの展示、創作支援、研究会を行い、仏教芸術が持つ高度な芸術性を社会に広め、新たな文化的価値の創出を目指します。
04.チベット民芸品のフェアトレードと地域振興
チベットの工芸文化を守る職人たちと協力し、公正な取引を通じて地域の自立支援と文化継承を推進します。これにより、伝統工芸の持続可能な未来を築きます。
杜代表からの挨拶
(ここに代表挨拶のテキストが入ります。現在準備中です。)
杜 春江
代表理事
